2015年11月18日水曜日

サンフランシスコ編②

サンフランシスコの観光編です。

観光といっても、基本的に大した観光はいつもしてないです。ぶらりと街を歩くことが中心です。

ダウンタウン近くの日本人街はとても充実してて、日本料理屋に、文房具屋、紀伊國書店と色々と揃ってました。
ワタクシ英語勉強しながら旅してるので、紀伊國屋で英語のテキスト買ったのですが、日本の本が高いんですね。どのくらいでしょう、日本の本は1.5倍から2倍くらいする感じですかね。日本で洋書買ったら高いのと同じでしょうけども、希少性というのは人にお金を使わせるものです。Kindleも持ってきてるんですが、英語テキストはKindle少ないんです。

ジャパンタウンの文房具屋で暗記用の単語カード買って今でもたまに見てます。あれは日本の暗記文化が産んだ発明ですね。あと、日本のボールペンは素晴らしいですね。JetStreamの書き心地とか、世界最強なんじゃないでしょうか。サンフランではないですが、オフィス・デポでボールペンを買おうとしたら一本単位で売ってない。少なくとも4本か5本。日本て何でもかんでも小口で手に入ると思うんですが、こっちは何でもかんでも大口

サンフランシスコの観光スポットといえば、ゴールデンゲートブリッジということらしく行ってきました。宿をチェンジする日だったので、大荷物だったんですが、道端で見つけたレンタル自転車が荷物も預かってくれるといういことで、自転車でサンフラン北部を散策。ゴールデンゲートブリッジも自転車で渡ったんですが、風が強すぎて飛ばされそうでした。後日他の旅人に聞いたら彼が渡った時は風が強すぎてチャリンコを手で押して歩いたそうです。確かに強風ですけど、景色は綺麗でした。

浜辺には釣り人が結構いました。釣りにワクワクしてしまう私的には気になって仕方なく、釣果を聞いてみたところ、全然やわ〜ということで、日本もアメリカも釣れない釣り人は世界共通ということがわかって安心。網を垂らして蟹を取ってる人も何人かいましたね。あんな蟹取ってどうするんかな。料理するのかな。聞けばよかった。

鳥だらけの防波堤。

フィッシャーマンズエリアは、賑やかな観光スポット。クラムチャウダーが名物らしく、そこらじゅうで売ってました。美味しかった。
ストリートライブの黒人さんがやたら上手い。アメリカはストリート・ミュージシャンが多いんですね。そして、チップ文化だからなんでしょうけど、結構みんなチップを払うんですよね。大道芸の人も含めて、ストリートで出し物やって食っていくっていうのが明らかに日本よりも出来そうな気がします。見てる側も少額でも払うと悪い気はしないもんです。私もよっぽどよかったらちょっとだけ払います。

話がそれますが、日本語と英語は発声の仕方が根本的に違うらしいです。英語って体の奥のほうから発声するらしいんですね。イメージ的には口より、喉。喉より腹という感じで体全体を使って声をだすと綺麗に聞こえるらしいです。日本語はその正反対で口の入り口に近いところを中心に発声しますよね。ミュージシャンの話に戻るんですが、歌の発声は日本語的な発音をしている人には不利らしく、英語ネイティブの方が綺麗な歌い方に近い発声の仕方ができるらしいです。こちらのストリートにやたら歌のウマい人(声のいい)が多いので、そんなことが原因なのかなぁと思っております。

閑話休題。ジャパンガーデンという日本の庭師が来て作られてる日本庭園にも行ってきました。綺麗に手入れされている日本庭園で、そこに入るだけで7ドルほど入園料がかかるのですが、それでも結構な量の観光客が来てました。お土産物屋さんに日本人のおっちゃんスタッフでいたので少し話を聞いてみると、万博の時に作られた場所らしく、結構賑わってますよと。お茶は、★★から仕入れてて、せっかくだけど、変えられないんだけどねーと、別に営業してないのに断られました。

大都市ということで、お茶屋系はTeavanaと、Lupiciaが近接してたので行ってきました。ルピシアも結構頑張ってるんですね。
Teavanaというのは、スタバが買収したお茶屋さんで、こっちでスタバに行くとカフェメニューで取り扱ってるお茶です。
店頭で人気なものを尋ねるとルピシアでは桜フレーバーのお茶とか玄米茶とか、Teavanaでは謎の真っ赤な色の強いフレーバーのお茶をオススメされました。Teavanaは缶にリーフを買ったら缶に詰め込んで持って帰る方式なんですね。

超ざっくりお茶屋さんを二軸に分けるとファンシー系お茶屋(パッション系とかの真っ赤なお茶とかを売り出してるような)ところと、トラディショナル系を売り出してる中心なところに別れる感じでしょうか。ファンシー系はチェーン展開で大きくなっててTeavanaが代表格で、トラディショナル系なところは個人でこじんまりがちょこちょこある、という感じですかね。多分、ファンシー系なものはパッケージとかフレーバーが強みになるのでハマればヨコ展開しやすいんでしょう。

・・・と書いてみたものの、大きくなってるところはファンシー系な店ばかりなので、さらに細かく考えないといけないような気がします。むむー、まだよくわからん。ルピシアで北米展開の担当してる人とかに出会いたいなぁ。相当コストもかけてると思いますし、きっと試行錯誤してると思うんですよね。どこかにいないかなぁ。

日本の食品ってユニークなものが多くて、例えば、ラーメンとか、どら焼きとか、そういうのって、その存在自体で差別化できるんだと思うんですよね。少なくとも「ジャパニーズラーメン」セグメント内の勝負に持ち込める。でも、特にファンシーで売り出すお茶って競合も多くて味も似通ってて差別化に難しさがあるような気がします。ジャパニーズティーというブランドで勝負できるかというと、日本茶ってお茶ジャンル(紅茶とかウーロンとかひっくるめたジャンル)の中のOne of themで名前だけで差別化できるようなもんじゃないんですよね。しかもなんかエッジが立ってないんですよね。店にいって思うのは、日本茶を選択せなあかんねん、と。ラーメン専門店はあっても、日本茶カフェは極小なんですよね。いや、コーヒー専門店はあっても、それに比べると紅茶専門店も烏龍茶専門店もない。そうえば、私の言ってる日本茶は煎茶系であって、一方お抹茶はすごいです。これはエッジが立っててブランド化されてますね。ハーゲンダッツやらのスイーツが売れてからMachaという名前が広まったみたいですが。カフェでも結構出てるようです。何も整理せずに書きましたので、この件について結論はありません。

また話を観光に戻します。サンフランで最後に行ったのは、スタンフォード大学。校門が多分ないんですね。広くて同じ景色が続くので一人で迷ってました。図書館に潜入して大学生と肩を並べて英語のテキスト勉強して時間潰して帰ってきました。お前らには負けへんで!と一人で強がって帰りました。

サンフランシスコは、日本人がかなり多いみたいで、街もぎゅっと中心に集まって移動しやすく、住みやすそうな街でした。
私は危険地帯にたまたま足を踏み入れてしまいましたけど、アメリカの大都市にはどこも治安の悪い場所はあるので、サンフランシスコが特別治安が悪いということではなさそうです。

サンフランシスコの次はLAへ。

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